Global Semiconductor Market Up 21% to $793 Billion in 2023 – Intel Only Decline Among Top 10 (EE Times Japan)
米国の市場調査会社Gartnerは2026年1月12日(米国時間)、2025年の世界半導体売上高(速報値)が前年比21%の7934億4900万米ドルになったと発表した。トップのNVIDIAは同63.9%増の1257億300万米ドルで、半導体売上高が1000億米ドルを越えた初のベンダーになった。トップ10社のうち4位のIntelのみ減収(3.9%減)だった。他9社はいずれも2桁成長を見せている。
市場をけん引しているのはGPUを中心としたプロセッサ、広帯域メモリ(HBM)、ネットワーク部品を含む「AI半導体」だ。GartnerのシニアプリンシパルアナリストであるRajeev Rajput氏は「AI半導体は、半導体市場において前例のない成長をけん引し続け、2025年には売上高全体の約3分の1を占める見込みだ。AIインフラ支出が2026年に1兆3000億米ドルを超えると予測される中、この支配的地位はさらに高まるだろう」とコメントしている。同社によると2025年、HBMがDRAM市場の23%を占めて売上高300億米ドルを突破し、AIプロセッサの売上高も2000億米ドルを超える見込みだという。Gartnerは、AI半導体が2029年までに半導体総売上高の50%以上を占めると予測している。
NVIDIA、2位に対するリードを530億ドル拡大
ベンダーランキングのトップ10社をみると、前年から顔触れは同じだが、5社で順位の変動があった。1位、2位は、それぞれNVIDIAとSamsung Electronics(以下、Samsung)が前年の順位を維持した。Samsungは、非メモリ分野の売上高は前年比8%減となったもののメモリが同13%増と好調で、半導体全体の売上高は同10.4%増の725億4400万米ドルに成長した。ただし1位のNVIDIAも同63.9%増と大きく伸びた結果、Samsungに対するリードを約530億米ドルに拡大している。
前年4位だったSK hynixはAIサーバにおけるHBMの需要拡大を受け前年比37.2%増の606億4000万米ドルを記録。Intelを抜き3位に躍り出た。4位に順位を下げたIntelは、トップ10の中で唯一のマイナス成長となる同3.9%減の478億8300万米ドルになった。GartnerによるとIntelの2025年の半導体市場におけるシェア(金額)は6.0%で2021年の半分にまで低下しているという。
このほか、前年7位だったMicron Technologyが、前年比50.2%増の414億8700万米ドルと急拡大し、QualcommとBroadcomを抜いて5位に躍り出た。QualcommとBroadcomもそれぞれ同12.3%増の370億4600万米ドル、同23.3%増の342億7900万米ドルと2桁成長したものの、この影響で前年から順位を1つ下げる形になった。
EE Times Japan
